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ニンジンが甘いところはどこでしょう?


今日から10月、今日は中秋の名月。秋ですね。

これから秋が深まると、ニンジンがおいしい季節になります。ニンジンって結構よく使われるお野菜なんですが、みなさん、ニンジンの中で一番甘いところは知ってますか?

「え〜!ニンジンに甘いところとそうでないところがあるの?」とよく言われます。

不思議ですよね、でもね、これ野菜の気持ちになったらなるほどなんですよ💕


ニンジンは土の中で育ちます。土の中で育つときニンジンは、糖度を高くして寒さから自分の身を守ろうとします。

これはこの夏とても暑かったから、身をつけた果物は紫外線から身を守るために糖度を多くして育っているということにも通じます。(今年のブドウや梨はとても甘いですよ)


一方、ニンジンの軸の方は、導管といって地中から水分を吸い上げる管が通る道を作っているので、甘くする必要はないのでここはそんなに甘くはありません。

ということは、ニンジンの皮と皮に近い実の部分は甘く、軸に近いところはあまり甘くないということになります。

一度ニンジンの食べ比べをしてみてください。びっくりしますよ!!!


そして、ニンジンを買う時「甘い」ニンジンを買うためには、軸の真ん中があまり大きくないものを選んでくださいね。

軸の真ん中が大きいと導管が太く、その部分はあまり甘くないからです。

よく、野菜売り場でニンジンを選ぶ方を見かけますが、大概の方がニンジンの太さで選ばれています。「教えてあげたいなぁ。」とついつい関西人のお節介が顔をだすと相手に通じるのでしょうか、必ず聞かれます。「どれを選んだらいいでしょうか?」って。笑^^;


今回は関西人のお節介と野菜ソムリエのちょっとした知識をご紹介しました。ぜひ、やってみてくださいね。ニンジンは色々な色のものがあります。それを食べ比べるのも面白いですよ。(欧州のニンジンは昔紫色が主流だったそうです。植物栄養素のアンソシアニンが多く含まれていたと思います。)


お野菜や果物はずっと生きている」と言われています。りんごとジャガイモを一緒に入れておくと芽が出ないとかキウイを熟させるのにりんごと一緒にビニールに入れておくといいとか、聞いたことがあると思います。これはりんごがずっと生きているということを意味します。

また今度これがなぜかというのをブログにあげますね。


私は毎月「お母さんの読み聞かせと簡単薬膳」という企画をzoomでやっています。

今月は10月6日 10月24日の二回 21時半から約一時間開催いたします。

ここでは野菜の食べ方や中医学から見た体質や季節の変化からお料理の提案もさせていただいています。


私のホームページ

http://lovelybearrei.comのお母さん講座からお申し込み受け付けております。

昔お母さんだった育児を終了された方もご参加くださってます。

ここで今まさに育児の真っ最中のお母さんと昔お母さんだった方とが交流することで、様々なお話のやりとりができたらいいなぁって思ってます。


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