先日、「認知症は予防できる」というテーマの講演会に行ってきました。
友人と一緒に参加したのですが、参加者の方はほとんどが70代以降の男女。まあ当然と言えば当然なんですが、お話を聞いてこれは、40代の方から聞かないといけない内容だと思い、このブログに書かせていただきます。
「まだまだ認知症なんて関係ないわ」なんて言ってたら本当に大変なことになった時、後悔しますよと先生。
ひろかわクリニックは認知症外来を扱っておられるクリニックです。
先生が、これらがまずできなくなっておられたら要注意と言われたのは
１、あなたは記憶に関して問題を抱えていますか？
2、以前より、物を置いた場所を忘れることが多くなりましたか？
3、親しい友人、知人の名前を忘れることがありますか？
4、周囲の人から忘れっぽくなったと言われることがありますか？
まあ、これはかなり記憶力が低下していなければというか、もうかなり認知機能に障害が出始めている事象ですね。💦😅
認知症予防でエビデンスが証明できているものは
1、生活習慣病によりリスクが倍増する
2、認知症を発症しない人には血管障害がない
3、予防エビデンスがあるのは運動のみ
認知症を発症させない最大の要因は
血管を健康に保ち、運動により神経細胞を増やすこと
食事は高タンパク質の食事を適量摂取し、高必須脂肪酸を適量に摂る。
「適量というところがポイントです！！」
「これがいいと言われてたくさん摂取しても、過剰に摂ることは身体に負担をかけるので、ご自身が腹八分だと思うところでやめてください。」とおっしゃっていました。
みなさん、ここで失笑😅💦
あるあるですよね。特に今高齢の方々はそういうことに敏感で、しかもやり過ぎてしまう傾向にある。
次に、脳トレ、運動とお話が続きます。
※直近に過ぎたことを思い出す作業をする（エピソード記憶を鍛える）
※並行動作を行う（注意分割機能を鍛える）
これが中々難しい動作でした。💦（≧∇≦）
皆様よかったら一度やってみてください。
左手はグー、チョキ、パー、そして右手は1、2、3、４と5まで指を折り曲げ折り返しは6から10まで広げていく。これを同時にやりながら、声は1、2、３と数字を言ってください。
私は、何度か練習しないと一発ではできませんでした。
※物を意識して見ることをする（視空間認知機能を鍛える）
間違い探しクイズやジグソーパズルがこれにあたるそうです。
あといくつか項目がありましたが、こちらに上げたものが意外と難しい。そして記憶というものが
一度失われ始めると一気に降下し始めることを知ると、日々の積み重ねがとても大切なんだということがわかりました。認知症の薬は今のところ、現状を保つ期間をできるだけ延ばすという役割は果たしてくれるそうですが、
記憶を戻すということはできないそうです。
そして、脳トレで大切なことは「脳が喜ぶことをする」
☆いろいろなことに興味を持つ
☆ストレスを溜めずに発散することを心がける
☆たくさん笑う
☆人との交流を楽しむ
☆自分にあった脳の活性化方法を行い、無理はしない
人生100歳まで健康ならば普通に生きれる時代、この「健康」とは自分の足で歩くことができ
自分の口から食事を摂ることができ、そして人生を楽しむことができる、今当たり前にできている
間に、できることをしておいた方がいいなぁ〜と感じました。
私は毎月「お母さんの読み聞かせと簡単薬膳」という企画をzoomでやっています。
今月は8月9日 8月25日の二回 ２１時半から約一時間開催いたします。
ここでは野菜の食べ方や中医学から見た体質や季節の変化からお料理の提案もさせていただいています。中医学を少しでも分かりやすくお話しできるように。
私のホームページ
https://lovelybearrei.comのお母さん講座からお申し込み受け付けております。
昔お母さんだった育児を終了された方もご参加くださってます。
ここで今まさに育児の真っ最中のお母さんと昔お母さんだった方とが交流することで、様々なお話のやりとりができたらいいなぁって思ってます。
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