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シポーンコルピ国立公園 フィンランド

  • 執筆者の写真: 玲子 福谷
    玲子 福谷
  • 8月10日
  • 読了時間: 3分
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Sipoonkorpi National Park フィンランド

6月の中旬に訪れたフィンランドの国立公園 シポーンコルピ国立公園。

フィンランドには41の国立公園が存在し、海岸線に近い公園から湖水地方の静かな湖畔、ヘルシンキ近郊の森林トレイル、手付かずの丘陵地帯まで多彩な公園があります。

フィンランドでは「自然享受権」という権利があって、自然を尊重し、後片付けをすれば誰でも自然を自由に探索できます。

針葉樹林の宝庫のような入り口から散策が始まります。

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入り口からベリー類の群生が出迎えてくれて、時期であればたくさんのベリーたちを見ることができ、森に入った人たちはベリーを摘んで自由に食べることができます。

私たちの時はまだ寒かったので、実を見ることはできませんでした。

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右がブルーベリーの葉 左はリンゴンベリーの葉

今回のツアーを案内してくれるのは、カナダ出身のジェフさん。

わかりやすい解説で、様々は質問に答えてくださいました。

国立公園の中の樹木は、

フィンランドスプルース(オウシュウトウヒ)マツ科トウヒ属


フィンランドスプルースはフィンランド原産のもので、私たちが訪問したときはちょうど春から夏に向かう時期、若い芽が出始めていてその芽をフィンランドの人たちは食べるというので、私もいただいてみました。

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αーピネン、リモネン、カンフェンなどが含まれていると言われている中で、私はほのかな甘みやすーっと鼻から抜けるカンフアーを強く感じた気がします。印象は柔らかな感触に驚き、サラダなどに入っていたら爽やかな味のサラダになるなと思いました。

トウヒの新芽はクーセンケルッカ(Kuusenkerkka)と言われていてそれの粉を見つけて買い求めました。

サラダにかけたり、ヨーグルトやスムージーにまぜて食べるそうです。

私はクリームチーズと生クリームに混ぜてカナッペにしてみました。

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トウヒの新芽は喉の炎症を抑えたり、胃酸過多などの胃の不調、胆汁の問題、痛風やリューマチの治療に使われていたそうです。

この写真の左手の瓶は白樺のエキスを採取したもの、右手のKoivunlehtiは白樺の葉の粉。

トウヒよりは香りが優しく、クセもなく私はジャガイモの茹でたものに加えてポテトサラダにしてみました。

薬効成分は利尿作用、健胃作用、整腸作用、殺菌作用、血液浄化作用、抗炎症作用、免疫力正常作用、抗酸化作用、があると言われています。

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Leccinum versipelle (別名 Boletus testaceoscaber , dark-stalked bolete)

白樺の根元に生息し、7月から11月にかけて成長します。調理して食べることができます。

こんなに大きなキノコを収穫することは珍しいそうで、見つけた妹は「amazing!!」って言われてました。

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国立公園内にはこういう場所が用意されていて、各自が持ってきた食材でバーベキューをすることができます。私たちの食事はジェフさんが用意してくださった、サーモンスープ、パン、バニラケーキ、そして採取したキノコのバターソテーです。

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フィンランドを訪れる際に、国立公園に立ち寄られるとフィンランドの自然治癒の方法を知ることができるかもしれませんね。

私が今回お世話になったツアー

そしてこの絵本こそ今回のツアーの手引き書です。

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