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執筆者の写真玲子 福谷

誰も言わなかったアロマテラピーの本質講座を受講して


6月に受講して復習時間がやっと取れて、感想を書くことができました。

この講座は最初から受講していて、今回は精油の本質についてのお話。

精油の抽出方法、精油の偽和、漢方薬の副作用など多岐にわたってのお話でした。

精油の偽和の製品が出てくる今のアロマ業界の状態。

10年前からこういう問題に異議を唱え、本物の精油を求めるには業界としての底上げをしなければ、いつまでも偽和や偽物、低品質のものが流通し続けるというリアルなお話。


講座を聞く前の高山先生の印象は、「堅物のおじさん」「偏屈な男性」なんて失礼な想像をしていました。

ところがこの講座で先生の書籍を読み解いていただき、島田さんの絶妙な行間を埋める解説を聞き進めるうちに、なんと柔軟な考え、的確な指摘、少し自己主張強め💦笑、お茶目な一面。どんどん印象が変わっていきました。


今回は私が興味のある漢方の分野まで言及し、生薬をきちんと把握していないお医者さんから処方を受けた方が、副作用を受けたということへの警鐘。

全ての自然のものは表裏の顔を持っており、毒にも薬にもなる、そしてその含まれる分量によって漢方の場合は、その人の体質によっては毒にも薬にもなる。

薬のように、対処療法のものはその症状に特化したところに効果を発揮する様にできているけれども、自然のものはそうはいかない。だからこそエビデンスを取るのが非常に難しい。


高山先生は、精油の効能に関してもきちんと説明されていて「うん、うん」と頷きながら聞き入っていました。

先日、野菜ソムリエの方が「全国桃の選手権」という会の評価員で参加されました。

育つ環境、育つ土壌、日照時間、品種これだけでも違いが出るのに、一律の日程で比べたものに金賞、銀賞と賞をつけそれが消費者の指針の一つになる、やはりこういうのには私は違和感を感じずにいれませんでした。


精油も同じで、桃のように全てが違う中で含まれる成分が一律なわけがない、もちろん効能にも差が出てくる、そして何より桃もそうですが、受け手の好みにも左右される。

野菜ソムリエの方が実際評価員としてジャッジされる時、やはり甘味の好みや硬さの好みはあったとおっしゃていました。20名の方のジャッジのもとでの評価だったそうですが、それがこれから一年は消費者にアナウンスされていきます。


今回の講座は、その後の放課後の時間の方が長く、柔軟な考えを持って自分の立ち位置をしっかり持って精油の持っている特性を最大限活かせる人達の集まりが必要ですねという結論に至りました。


次回の講座も楽しみにしています。島田さんの行間解説も楽しみの一つです。



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