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執筆者の写真玲子 福谷

茶道から知るセラピストの基


今から遡ること40年。

6年ほど通ったお茶のお稽古。

◯十の手習で今月から始めました。


帛紗と懐紙を持って、ワクワクしながら師匠の元にお伺いしました。

師匠は私とはずいぶん歳の離れた妹くらいの年齢の方。💓

ご両親が茶道家という環境で、ずっと茶道を嗜まれ茶事も季節毎にご実家で催されて、

茶道の全てを体得されている先生です。

とこんなご紹介をすると、「え〜!!やめてくださいよ。福谷さん」と言われそうですが、

ご本人はとても現代的な女性で、大人の吹奏楽、韓国語の勉強、韓国の民族文化を追っかけ、

などをされているなんとも行動的で魅力的な方なんです。

今回のお茶菓子は師匠の手作り。感動!!でした。



今回、お教室をしてくださることになって私は40年前に学んだ茶道とは違う意味で、

自分に向き合おうと思いました。



「ていねいに暮らす」今年の私のテーマです。💖



ここ1年ほど前から、自分の生活を見ていて常にバタバタしていて

色んなことが雑になっている。😅

まあ元々、雑な性格で、娘たちからも本当にええ加減やねぇ💦と怒られる始末。😓

お茶碗が欠けたり、お皿が割れたり、あぁ〜数え上げればキリがない。


もうすぐ大台に乗る歳になって、自分の生活の中にたまに「静寂」という時間を作って、

ていねいに時間を過ごす、無になる、姿勢を正す、やってみたいと思っていました。

ずっと「折形」はお稽古させていただいていましたが、それだけでは中々静寂までは

持ててない。(私は山、谷、川などとすぐツッコミを入れたりするので😅)

そんな時にお声かけくださったお茶の時間。

すぐにお願いしました。😄


昨日が最初のお稽古日。

お玄関で白靴下に履き替え、畳みの歩き方。

「そうそう、右から入って。戻るときは左」


あ〜、懐かしい、でも足があの時とは違う。膝がぁ、腰がぁ😅💦


お水屋の準備の仕方、布巾の絞りかた、伸ばし方、茶筅の準備、

まずお客様になって、お茶を一服いただきました。

その後、割り稽古。


重いものは軽いように、軽いものは重さを持たせて」

手の甲を小手先で回さない、身体をぶらさない、かがみすぎない、手首だけで作法をしない。


やりながら、「あれ?」❓これって、サロンをするときに学んだ施術の技術と共通する。

基本の「き」、これが土台でなければどんなに様々なことを学んでも、次の次元にいくことが

難しい。

そうだよな。何百年と続くこの作法。


昨今、なんでもスピードや早いことがいいこととされる時代。

それとは真逆の世界。静寂。一つ一つていねいに。



手順を覚えたら、次は所作の美しさ、その次は間の取り方、その次は、、、、、。

「限りなき学び」と師匠が話された時、本当にそうだなぁと実感しました。


二時間半ほど、何度もお願いして帛紗捌きやおなつめの持ち方、拭き方など

練習させていただきました。

自分の興味のあることはずっとやっても全然時間が経つのが嫌でない。


これから月2回、自分の「ていねいに暮らす」の課題の一つを楽しみたいと思います。

みなまさも、過去に楽しく夢中になったこと、様々なことがあって断念したこと

こんなことがありましたら、再度やってみてもいいかもしれませんね。


私は毎月「お母さんの読み聞かせと簡単薬膳」という企画をzoomでやっています。

今月は6月8日 6月24日の二回 21時半から約一時間開催いたします。

ここでは野菜の食べ方や中医学から見た体質や季節の変化からお料理の提案もさせていただいています。中医学を少しでも分かりやすくお話しできるようにと心がけています。

一度だけ無料体験していただけます。

このホームページの「お母さん講座」からお申し込みくださいませ。



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