いきなりですが、「絵本を読んでもらった記憶はいつ頃ですか?」
多分このブログを読まれている方は大人の方だと思います。💓
絵本を手にすることはあっても、人に読んで聞かせてもらうということは遠い彼方の記憶という方も多いと思います。子供のために読むことはあっても、自分のために読んでもらうことはあまりない。
こんな新聞の記事が出ましたコロナ禍でどんどん世の中が閉塞していっている今、もしかしたら大人こそ夢や空想の世界が必要なのかもしれません。
私は今友人と「お母さんのための読みかせと簡単薬膳」というZOOMを使ったセミナーを月二で開催しています。
ご参加いただいたお母さん方の感想は、
「いつも子供のためにということが先に立って、自分が楽しむということを忘れてました。優しい語りかけの読み聞かせは、心に染み入りました。」
「絵本の絵を見ていてね。というお言葉にハッと気づかされました。字をついつい追ってしまって絵を楽しんだり、空想したりするということを忘れてました。」
ご一緒に参加されたお父様は、「恥ずかしながら感動してしまいました。たかが絵本ではないですね。」
子供達はまだ字も読めない時から絵本に触れるわけですよね。この時大事なのは、字を覚えたり、内容を理解したり、道徳観を身につけたりすることではなく、自分の世界(まだ狭い世界かもしれないけど)がこれから広がっていく夢を広げ、触って、舐めて、破って、お気に入りを見つけ何度も読んでもらう。これが大切だそうです。
大人はついつい先走って、早くなんとか色々なことを子供に覚えさそうとします。でもまず大事なのは、五感を働かせる訓練をすること。
これは、大人も同じなんじゃないかと思います。
だから絵だけを見ながら、語りかけられる声にひたすら耳を傾ける。心が穏やかになり、空想が広がり、夢が持てる。
現実逃避ではなく、心を癒すというのは人の温もりや優しい声ではないかと思います。
今月は8月8日(土)夜9時半から、8月19日(水)夜9時半から開催します。
私のホームページのお母さん講座から受け付けております。
一度遊びに来てください
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