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執筆者の写真玲子 福谷

昔のアニメが面白い


毎朝楽しみにしているアニメ。そう「アルプスの少女ハイジ」先週の後半から念願の山に帰ってきて、本物の山に沈む夕日を感動してみているシーン。ずーっと夢見たアルプスの山、花、山羊、草、動物たち。本物に触れ合えた感動的な今日はシーンでした。

これが放送されていた当時は、私はまだ小学生だったように記憶しています。理不尽に山に連れてこられて、また理不尽にフランクフルトに連れていかれる、そういう記憶はなんとなく覚えていましたが、それより自由に山を駆け回ったり、フランクフルトでクララという少女に出会って楽しい時間を過ごしたり、場面場面の断片的な記憶でそんなに理不尽だとは思はなかったように思います。

あのチーズが美味しいそうとか山羊のミルクは美味しいのかなぁとか、食い気ばかりですね。笑

ロッテンマイヤーさんが怖い人だというのは覚えてました。


今、もう一度これを見直していてその当時の自分が思わないだろう事を感じます。

「あぁ、ハイジを預けざるを得なかったのは、自分も食べていかないといけないから仕方ないよね」

「ハイジをフランクフルトに連れて行ったら、ハイジもいい暮らしができるし勉強もできるし、クララが早く亡くなったら養女になるかもしれない。へぇ〜、このおばさんはそこまで考えてたんだ」

「ロッテンマイヤーさん、分かるよう、そうだよね。ご主人様から言われた事を守ってるだけなのに、生真面目にやってるだけなのに、そんなに悪い人のように扱われるのは理不尽だよね。」などなど。笑


自分という人間は変わっていないのに、重ねた年齢、経験、世の中の環境の変化、それらの状況や条件が変わると、考え方や見方が変わる。大人の忖度みたいなことまで。

生きていくというのは、綺麗事や絵空事では難しい、そんなことを言われ続けてきた気がします。

でも、ウイズコロナになってから思ったことは、綺麗事、絵空事って世間一般の基準であって自分にとってそれが綺麗事でも絵空事でもなければ、「いいんだやっても。感じても。」ってことです。

元々世間一般からは自分が少しずれていることはわかっていましたが、次の大台に乗る年齢になって出会う先輩方はとうの昔にそれをわかって超えて行っておられる。そして素敵に生きている。良いものには感動し、やりたいことはやる。自分が信じたものはそれをまずやってみる、違うと思ったらまた別の道を探してみる。


世間ではもう落ち着く歳なんだからとか、ゆっくりしたらと言われます。でもね、自分の身体をきちんとメンテナンスすることが分かれば、自分の軸でコントロールできるようになります。

「アルプスの少女ハイジ」から何を感じるかも人それぞれ、子育て中のお母さんが感じることと、育て上げた私とでも感じ方は違うだろうし、私は何より朝の時間このアルプスの山を見て、自由に走り回るハイジを見て今日一日自由であることや、健康である事に幸せを感じて過ごすのが今一番はまっていることです。


今月も「お母さんのための読み聞かせと簡単薬膳」開催します。

9月9日(水)21時半〜1時間程度

9月25日(金)21時半〜1時間程度

昔読んだことがある絵本でも、今読むと受け止め方が違うかも、そして何より人に読んでもらうと心地よさに感動します。

今回ご参加くださるお母さんは、もうとっくに子育て終えてるというお母さんもご参加される予定です。子育てされた方であれば、年齢問いません。また、子育てではなく今親育て中の方もぜひご参加ください。

これが通じるものがあることがわかってきました。子育て中のお母さんから教わることいっぱいありますよ。

このホームページの「お母さん講座」からお申し込みしてくださいね。お待ちしております。



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