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執筆者の写真玲子 福谷

敦賀の東浦みかんとハーブの出会い


東浦みかん、敦賀に生育する温州みかん。江戸時代に、金井源兵衛さんがみかんの苗木を皆さんに配って栽培方法を教えたことから、栽培が始まったと言われています。

ただ温暖な地域の早生みかんが生産されると、北限にある東浦みかんは甘くなるのが遅いため、段々と生産量が減ってきました。今はみかん狩りという形で残され、一般販売はされていないそうです。

その中でみかん狩りの農家さんとして残っておられる一つに、元比田の下野みかん園があります。その下野農園を切り盛りされているのがお写真の下野寿栄子さん。80歳を超えておられるようには見られない、元気な女性で東浦みかん愛に溢れた方だそうです。

今回ご紹介するRelation Kaori Labo 代表勝田人世さんは、下野さんとの出会いでハーブティーと東浦みかんとをコラボする企画を成功させることができたそうです。


勝田さんはご自身の体調不良からアロマで改善する体験をし、そのアロマの香りをもっと多くの方にそして、大好きな敦賀の特産の東浦みかんの香りとコラボさせて敦賀のイメージを再現したハーブティーを飲んでいただけないかと考え、開発することになります。


敦賀市の新商品開発チャレンジ事業に参画し、アロマブレンドオイルとハーブティーの商品開発をされました。

ご自身が自分の心のSOSにもっと早く気づき、香りというものを取り入れて癒し・軽くすることができたら、長い間あんなに苦しみ、悩まされる事もなかったのにとお話しされていました。




彼女の願いは多くの人が暮らしの中にこのハーブティーを取り入れて、ピンと張り詰めた気持ちを緩め、いい一日を送ってくださるお手伝いができたらということです。


彼女はみかんの蒸留もされていて、かん狩りに来てくださったお客さまが残した皮を下野さんが選別してくださったものをもらって、再度勝田さんが選別後精油を蒸留し、蒸留後の皮を下野さんのところへ持っていき、下野さんがいろんなものを加えて発酵させて、畑の肥料にするというみかんの皮を無駄にすることないように循環させています。


彼女のお茶は、そっと人に寄り添ってくれる温かみを感じ、”大丈夫だよ”と語りかけてくれる、私はそんな印象を持ちました。


是非、一度お手に取っていただき北の大地でしっかりと根を下ろし、じっくりと甘く美味しくなった東浦みかんに想いを馳せていただけたらと思います。


今、ギフトセットも準備中だそうです。お申し込みはこちら☆まで


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