読売新聞でこんな記事を見つけました。
”「襲うな」派手に警告”
テントウムシを触って刺激すると、黄色い汁が手につくことがありますよね。
危険が迫った時に脚の関節から出る液体で、とても苦く食べようとした鳥などは吐き出してしまうそうなんです。
目立つ模様は相手に「こいつはまずいやつ!」という印象を与え、覚えてもらえるためだそうです。
毒を持ち、相手にとって嫌な味や臭いがする生き物の派手な模様は「警告色」と呼ばれ、180種類日本に生息するテントウムシは別々の模様を持っていて、その似たような模様が一種だけ外敵から襲われる事を防ぐそうです。
「模様が完全に同じではなくてもある程度似ていれば、鳥に食べららない効果はあると考えられる。」
ナナホシテントウの模様は一種類なんだそうですが、ナミテントウには200以上もの違った模様があるそうです。
あんな可愛い虫が、こんな身を守る方法を身につけていたとは今まで知りませんでした。
自然界にはまだまだ解明できない様々なことが存在します。この前鈴木晶絵さんの油の講座を受けさせていただいたのですが、私が知っている「油」「脂」の概念が覆った時間でした。
私たちは、ついつい効能・効果、これはいい、身体にとって有益、など自分達にとってどうだろう?に目を向けて、自然界からの恵みをもらっている事を忘れがちになります。
自然界に存在するものは全て、私たちも含めてですが自分達の「種の保存」を考えて常に生存しています。今回のコロナもそうです。コロナ菌も自分達の種の存続のために蔓延させています。
ただ、それが人間にとって有害であって自然界にとって有害かどうかはわかりません。
これに打ち勝つには、人間の方も抵抗する力を増強する必要はあると思います。が、打ち勝つというより、身を守る方法を個々が考えそれを仲間に伝えこのテントウムシの様に知恵を使う事が
必要ではないかと思います。
7月から「お母さんのための絵本の読み聞かせ、簡単薬膳」という講座を友人と共に開催する事にしました。このコロナ禍で疲れたお母さんに、少しでも安らぎの時間を作ってもらえたらと思い立ち上げました。
子供の頃に読んでもらった絵本、大人になって読んでもらう心地よさを是非、お母さんと呼ばれる全ての方に感じていただけたらと思っています。
Comments