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執筆者の写真玲子 福谷

佐藤初女さんのおにぎりの会


青森の「森のイスキア」を主宰されていた佐藤初女さんの、「おにぎりの会」をずっと一緒に見守られて来られた片岡さんの「おにぎりの会」にお邪魔してきました。



日本のマザーテレサと言われた初女さん。そこに佇むだけで、その方の抱えた様々な思いを察知され、何を語るわけでもないのに一緒に過ごすだけで帰るときには様々なことから解き放たれていく。初女さんの「食」は魂の原点、梅干し一つを丁寧に扱うこと、海苔の裂き方を少し丁寧にすることで味が変化することなど、「食」を人にお伝えする仕事をしている私にはとても素晴らしい時間をいただきました。


い言葉で語られるのではなく、本能に抗うことなく自然を受け入れ、感謝し、その恵みをいただく。こんな簡単な事が中々実践できないのは何故なんだろう。そしてこの素朴な疑問をもっと社会に訴えてほしいと、たまたま片岡さんがお知り合いの参議院議員の川田龍平さんがこられていたので、彼お願いしました。彼の奥様も「食」の問題に向き合い、本も出されていて川田さんも今その問題にまさに取り組んでおられるという事で、興味深く私たちの話に耳を傾けておられました。

参加者全員で、私たちが一生懸命「食」の大切さを訴えても、種子法やTPP問題など一般の市民がどうしようもない事は政治の場に出ておられる議員の方が、責任を持って話し合って頂きたいと訴えさせて頂きました


このおにぎりの会は毎月第二日曜日に開催されています。ご興味のある方はぜひ一度初女さんの想いを引き継がれ、「食」という大切な時間に触れる事ができる場を提供しておられる片岡さんに会いに行ってください。

お食事もおにぎりも絶品でした。



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