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執筆者の写真玲子 福谷

中医アロマセラピー講座


中医アロマセラピーを始めて今年で10年。何もわからず飛び込んだ世界。東京の中医アロマの有藤先生の下で半年学ばせていただき、アロマセラピストとして歩み始めたのが2011年10月。


この10年、身体のケア・心のケアをさせていただいたクライアントの方の数は約150名。

多いのか少ないのかは別として、ずっと通ってくださるクライアントの方や四季にメンテナンスに来てくださる方、不調になると思い出してきてくださる方、etc。


この10年、中医学の学びを深くするために様々な先生にご教授いだきました。

アロマに関しては、フランス在住のアロマの第一人者の栗栖智美さんにご指導いただき様々な知識や情報、体験をさせていただきました。


知識を得たことで、使用するアロマ、種類が最初の24種類から120種類以上になり、ご来店いただくお客様の年齢・環境・体質・生育歴・持病・主訴などから中医学の弁証をもとに選択し、お客様の様々な不調を改善するお手伝いをさせていただくことができるようになりました。


この10年のアロマのレシピをまとめて資料を作ろうとしていた今年、また新たな出会いをすることになりました。

それが本場中国で中医学を学ばれて、なおかつアロマセラピーとしてご活躍の林琳先生。

林先生は、本場中国で中医学を学ばれ、今回はその中医学をわかりやすくとても丁寧に解説してくださいました。

例え話もいろいろ用意して下さって、3回の講座があっという間の楽しい時間になりました。

中医学は奥が深いというか、掴みどころがいつまでもわからない。

分かった!!って思ってもまた新たな考え方や見方が出てくる。

でもそれは、中医学というものが個人個人のオーダーメイドに対処するのが究極の治療で、表を治療するのか裏を治療するのか、体質から治療するのか不調から治療するのか、先生によっても様々な考えがあるからです。


同じように、アロマの世界も香りから対処するのか成分から対処するのか、アロマの持つ雰囲気から対処するのか。これも扱う方によって違ってくきます。


今回の林先生の講座は様々な分野の方が参加され、それぞれの分野から中医学を診たて、アロマのブレンドを考えていく、とても興味深い講座になっています。


中医学は難しく考えようと思えばどんどん難しくなてっていきますが、シンプルに考えていくと自然に解けていく感覚になりストンと理解できてきます。

そうなるためには、頭を柔軟にし余裕を作り、「こうでなければならない!」という思いは横に置いて考えていくといいのではと思います。


中医学は対処療法ではなく、全体一物で物事を捉えその中に含まれる原因や病因を見ていきます。予防医学と言われるのは、そういうところを一つ一つ丁寧に改善していくことで、いつの間にか自分のオーダーメイドの治療ができてくるからではないかと思います。


次の回は、それぞれが一つのお題で症例検討する回です。一方通行ではない講座だからこそ、正解ではない様々なレシピが出てくると思います。

今からとても楽しみです。







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