ヤマト当帰オンライン講座〜クッキングを担当させていただきました〜

今日、宇陀市薬草協議会主催のヤマトトウキオンライン講座クッキングを担当させていただきました。💗
初めての出会いは、この大和当帰をこよなく愛してやまない、大和かぎろひ主宰の西田奈々さん からこの大和当帰の魅力を教えていただいたことから始まります。
熱く語る奈々さんのお話をお伺いしているうちに、これはお料理として使えないかなぁと提案をさせていただき、色々試食をしていただいているうちに、是非みなさんにこのレシピをご紹介いただけないでしょうか?という運びになりました。
大和当帰は乾燥した葉を使用してお茶にしたり、ふりかけにしたりそういう使い方は道の駅などで商品として紹介されているのは知っていました。
が今回は、生葉を使えるということで当帰葉を全草使えないかと考え、お料理と調味液の作り方をお伝えさせていただきました。🌿
大和当帰の成分や効能は、奈良県薬事研究センターの当帰王子こと西原 正和先生が最初にお話しいただき、当帰の薬効を教えていただきました。
西原先生は薬剤師でもいらっしゃるので、成分分析などのグラフや比較も見せていただきながら、葉からも抗酸化作用のある成分が抽出されていることなど、身体を整えるためにどれだけ有益に当帰が働いてくれるかを参加者の方に理解していただくことができました。
いよいよ実践、というわけでここからお料理を担当させていただきました。

ご紹介したお料理は三品、全て当帰が主役。
薬膳的には、当帰というのは生薬の根の方を指すことが多く、これは漢方の生薬の域なので薬膳として日本では使用することができません。
が、葉は食品として使用することができ、それにどういう効能がある成分が含まれるかが証明されているとなると、こんなに身体にいいものはないと思いました。
参加者の方から、効能が多く含まれるものを過剰摂取することはないですか?というご質問がありました。
これはとてもいい質問だと思います。
食べ物で過剰摂取を語る場合、多分ですがその効能を持つ成分の含有量のことを指しています。昨今サプリメントや凝縮ジュース、酵素など加工した食物が多くなってきています。
確かにそういう、その成分が特化したものや凝縮したものは過剰摂取ということが起こりうるかもしれません。
しかし、その物を食べる場合毎日バケツいっぱいくらい食べなければ毒性の強いものでなければ過剰になることはあり得ないと思います。
以前、白インゲンの過剰摂取ということで腹痛や下痢も訴えがあったニュースを見たことがあります。そうなんです、食べ物で食べて過剰になればきちんと身体は排除するようにできているのです。
しかも、調理方法をきちんと守って食べることができたら、そこまでの反応をすることはありません。💦😅
当帰ももちろん身体を壊すまで食べ続ければ、排除しようとすることはあると思います。
気持ち悪くなるほどは食べないでくださいね。笑笑
また、季節を変えてレシピを皆さまにお届けしようと話をしています。その時は、お知らせいたしますね。