玲子福谷
- 2021年9月1日
- 読了時間: 4分

ベイロネラ・アティピカ(・・?)

色々な論争が絶えない中、今パラリンピックの真っ最中。💦

何はともあれ、必死に競技に真摯に向き合っている選手の方は全員頑張っていい結果を残して欲しいと思います。💓

今日の話題は、今トレンドになっている腸内細菌について。

舌を噛みそうな「ベイロネラ・アティピカ」これ腸内細菌の一種なんです。

そしてこの腸内細菌を保有しているアスリート達の多くが、好タイムを出しているという結果報告が出たそうです。

この腸内細菌は、乳酸を分解してプロビオン酸という酸を合成しそれが肝臓で再び糖に変換されるため、運動能力がさらに飛躍するという物だそうです。？？？(◎_◎;)

そして聞かない日はないという、「腸内フローラ」これがアスリートのプレッシャーなどを和らげるのではないかと言われていると。

腸内環境が良いと、睡眠の質が変わる、精神が安定する、代謝が良くなる、皮膚環境が良くなる、など現代人にとって不調の原因になっている問題を解決してくれると言われています。

そして、こういう研究がどんどん進んでさらに細かいところまでわかってきています。

私はこういうニュースや報道を見ると思うことがあります。科学はすごいなぁ〜、でも中医学では3500年前からずっと大腸と肺という経絡がこの任務を各方面から任されて、呼吸をきちんとする、流れる「気」をできるだけ留めない、無駄なものは溜め込まない、適度な潤いを保つようにする、身体を壊したら回復するまで無理をしない、これらを守る事で身体を整えてきたよなって。

先日、サロンに来られたクライアントの方が肝臓の数値が少し悪かった為半年要観察で、この前結果を聞きに行きましたとお話しされました。

「結果は数値も正常に戻り良くなっていたとのことでホッとしました。」

「そして驚いたのはこの数値を聞く前に、福谷さんにタンパク質が不足しているようなので、しっかりと動物性のタンパク質や植物性のタンパク質を摂ってくださいねと言ってくれてたことを、そのままお医者様から血液検査でタンパク質が不足していると出ているので気をつけてくださいと言われたことなんです❗️❗️😨」

「血液検査の結果まで予測できるんですか？」と。

私たちは医者ではないし、ましてや身体の中のことまでは全然わかりません。ただ、中医学というのはその人の日頃の生活習慣や外の環境からの影響（気候や人間関係）、などから起こりやすい事象を考えバランスをうまく取れるようにアドバイスをさせていただくだけです。

それが、腸内環境を改善する方向に結びついたり、精神的に軽くなる方向に結びついたり、代謝が上がって滞りが改善されたりと一つの方向性だけでなく、多方面に結果として現れることがあります。

でもそれは、クライアント自身が本人の意思で決めて行動された結果なので、自浄力・自然治癒力の賜物だと思います。😄

「手当て」これは自分で自分を癒すこと、治すこと、です。

サプリメントや食べ物であれが良い、これが良いという情報をよく耳にします。

でもね、１番のサプリメントは自分自身の「手当て」です。

慌てず、まず自分の状態を見て身体にとって「過剰になってないか」「不足しているものは何か」

確認してみてくださいね。