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「腸」は「脳」の母?

執筆者の写真: 玲子 福谷玲子 福谷

この前テレビの番組で「腸」は実は「脳」の母であるらしいという説が語られていました。

確かに腸管神経は脳からの指令がなくても腸管の機能を調整できるため、「第二の脳」と呼ばれています。

脳と腸の情報交換は脳からの一方通行ではなく、腸からもメッセージを発信していて、腸内の状態によって、その情報が脳へ伝えられて体のあちらこちらに影響を及ぼすそうです。

これをさらに追求した話で、腸は人間が胎児として成長していく過程で一番最初にできる臓器で、そのあと肛門ができます。

今回の説では腸が進化して脳になっていったのではないかというところからの話で、その腸が一番喜ぶものが日本人の場合昆布やカツオなどから取れる「出汁」いわゆる天然のアミノ酸だ意ということでした。

そして今、その脳が腸のいう事を聞かなくなってドラ息子のように母をいじめているというんですね。


こんな感じで。^^;

サロンに来られる方の多くが「食べたくないんだけど、今お腹の具体が良くないのに食べてしまうんです。」という事をお話しされます。

この「脳」の暴走が無意識の食欲を生み出しているのではないかと思います。

「腸活」という言葉を最近よく聞きますが、腸だけをどうにかしようとしてもそれは脳が起こしている悪さであったら、まずは自分の「脳」の興奮を抑え落ち着かせる事をしてドラ息子から孝行息子に変化させましょう。

そのためには、刺激物や脂っこいもの、過度のアルコール摂取、喫煙、深夜の食事、過度の運動、筋肉疲労などは出来るだけ控えて、「脳」を穏やかにしましょう。

薬膳では穏やかにするためには、気血を充実させる事、津液を豊富にすることという見立てをします。

秋に出回る野菜の中にはこういうものが多く含まれています。

大根、カブ、白菜、キノコ類、レンコン、ねぎ、人参

タンパク源では、スペアリブ、あさり、しじみ、鮭、

これらを全部入れてスープを作ると、様々な食物から旨味が溶け出し美味しいスープが出来上がります。

悪さをしているドラ息子の「脳」にきちんと栄養を与えて巡らせる体つくりをしてから、腸活に臨んでくださいね。

巡りの悪い体にどんなにいいものを取り入れても、効果は半減どころかマイナスに働いてしまうこともあります。

まずは自分の体のことをよく知って、それから何をすべきか選択する事が腸活の正しいやり方だと思います。




 
 
 

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